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暗号問題のテクニック

 隠しページ探しゲームには暗号問題もよく出てきます。ほとんどは基本的なものですが、知らない方には大きな壁になっているようです。
 よく使われる暗号の見分け方と解読方法を簡単に解説いたします。


コード編

 コンピュータには様々なコードがあります。そのためそれを利用した問題が多いです。

ASCIIコード (コード表)
 半角文字を表わす16進数のコードで、コードを10進数で表記しているものもあります。割とよく見かけます。
S-JISコード
 Windowsで使われている2バイト漢字コードです。文字は8140以降に割り付けられています。コード入力で打ち込むと文字が出てきます。
EUCコード
 UNIX系で使われている2バイト文字コードです。文字化け問題の多くはこのコードで書かれています。文字のエンコードをEUCに変えると読めるようになります。
カラーコード
 16進数で記されたカラーを計算して計算結果のカラーネームで答える問題などがあります。カラーネームとカラーコードを関連づけた一覧表を見ながらやるといいでしょう。
進数変換
 2進数、8進数、10進数、16進数で書いてある問題を違う進数に変換して答えを求めます。Windowsのおまけの電卓を使うとよいです。
その他
 Unicode、UTF7・8、BASE64、他国語など、様々なものが考えられます。このあたりになるとマニア向け問題と言っていいでしょう。


道具編

 特殊なものでは使いませんが身近にある道具を利用した問題も多いです。

キーボード
 これはよく見かけます。よく使われているのは「ちみきらな」といったアルファベットとひらがなを対応させたものです。答えはangou。キーボードを見れば分かると思います。
 またテンキーを使って文字を表すもの(例 9874123 1478965 7412369 =CPU)があります。
 他にキーの位置を数字で示すなど(例 3-1 4-3 2-3 = ACE)様々なバリエーションが考えられます。
(携帯)電話
 携帯電話で欧文やひらがな入力の押し方を使ったものです。(例 86667 = TOP
その他
 何かあったような気がしますが思い出せません(汗


クイズ編

 子供の頃遊びで使った簡単な暗号です。

ひらがな
 あいうえお順に番号を振ったものがあります。イロハ順の場合もまれにあります。
(例 あ=1 か=6 よ=38など
 もう一つはあいうえおとあかさたなはまやらわに番号を振り座標形式で表すものです。
(例 あ=11 か=21 よ=85など
アルファベット
 ABC順に番号を振ったものです。A=1 〜 Z=26を当てはめてください。
シーザー暗号
 文字を前後に何文字かずらした暗号です。詳しいことはシーザー暗号で検索して調べてください。(例 LFZ = KEY など
文章の縦読み
 文章を横に読まずに縦に読むとキーワードが出てくることがあります。
その他
 モールス信号、元素記号、漢字、文章の逆転、文字の一つ飛ばしなどいろいろあります。


暗号編

 本格的な暗号ツールを使った問題です。これはツールがなければ解けません。
 ほとんどが上級を超える内容なのでどんなものがあったかだけ書いておきます。

UNIX系のパスワードクラック
 UNIX上で暗号化されたパスワードを復号化する問題です。特殊なツールが必要です。
DES暗号
 DES暗号を自分で解読する問題がありました。これも専用のツールがいります。
文字変換ソフト
 あたた、ネコ語、わんわんなどの暗号化ソフトを使った暗号です。暗号化したソフトが必要です。
公開鍵暗号
 まだ1度しか見たことがありません。めちゃくちゃ難しかったです。
その他
 JAVAアプレットやバイナリデータをクラック(逆アセンブルなど)して解くような問題もありました。これも暗号の一種でしょう。


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